ものを見るとき、外から目の中に入ってきた画像情報は、視神経を通って脳に送られています。そして、脳がその画像情報を組み立てて認識することにより、私たちはものが見えたと感じるのです。 緑内障では、その情報を伝達している視神経に異常が起こるため、目からの情報を正確に伝えられず、視力や視野に障害がおこります。緑内障のなかでも急激に眼圧が上昇し、眼の充血や痛みや、頭痛、吐き気など激しい症状を起こすものを急性緑内障発作とよびます。急性緑内障発作では、発症から時間がたつほど視力、視野が失われてしまうため、すぐに治療を行い、眼圧を下げる必要があります。
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